今の暮らしに合わせた漆器再生
2019年 04月 04日
『暮らしの中でほっと安らげるモノ達を 心をこめてあなたに…』
広島の藍染K工房直営のセレクトショップ
『藍染とうつわ あとりえしおん』です
『藍染とうつわ あとりえしおん』です
暮らしの中で日々使って心地よい 作家物・工房物の布とうつわを
ご紹介しています
当店で取り扱いのある漆器を長く使われて傷んだ際には、
制作した工房で塗り直しや修理をして頂けます。
その工房の漆器以外のものでも修理の相談に応じて下さるので、
お店の漆器もその他の漆器も塗り直しのご相談を受け付けています。
祖父母の代からの道具、親しい方から譲られた道具等々、
思い入れもあり使い続けたいけれど、傷んでいるから
ちょっと使いづらい…
塗り直しはどこに頼めばいいのか…修理費はどれくらいかかる?
早く何とかしてあげたい!という漆器をお持ちの方は、
どうぞお気軽にご相談下さい。
前回お椀の塗り直しについてご紹介しましたが、
今回は先月修理を受け付けた大きめの角盆です。
尺二角盆(約36センチ角)6枚の塗り直しについて
ご相談を受けました。
木製本漆塗り、渕金蒔き、表側は絵柄も描かれていますが、
はっきり見えない状態です。
丸い部分は熱で変色した跡のようです。
裏側もキズや漆の剥がれなど傷みがあります。
私なりのアイデアも含め、塗り工房ともご相談しながら
仕上げのご提案とお見積もりをさせて頂きました。
普段に使いたいし子世代へ引き継ぎたいので、
絵柄は塗りつぶし黒漆でシンプルに。
渕の金は蒔きたい、とのことでした。
このお盆は真塗りという艶のある仕上げですので、
黒の真塗りだと下の画像のようになります。
シンプルですが、もう少しカジュアルに普段使い仕様に
するとしたら…と考え、
刷毛目だとキズや指跡も目立ち難く、何度も拭いて
指跡を消さないと…というストレスも無く気軽に
扱う事ができます。
使った後も丁寧に拭くだけで大丈夫です。
木製漆塗りで上質だと、使うたびに目も手も喜ぶはず。
しかもお手入れがラクだと、頻繁に使いたくなります。
下の画像は刷毛目の一例、
軽くてカジュアルな乱れ刷毛のお皿です。
お求めになったお店などに相談し、修理をお願いするのが
一番よいと思います。
愛着のある漆器のお直し先が見つからない場合はご相談下さい。
繋がりのある工房や職人さんが修復を引き受けて下さるかどうか
お取次ぎいたします。
絵柄などの再現が出来ず元通りでなくても、専門家の立場から
その漆器を活かす方法を提案して下さいます。
お盆の例のように、漆器を今の暮らしに合わせて再生させる事が
叶いましたら、また愛着を持って末永くお使いいただけますね。
お盆が美しく蘇って届く日が楽しみです。
※漆器塗り直し後は最低3か月(理想は6か月)
使わず休ませて下さい。
漆が退色したり堅牢度が損なわれるのを避けるためです。
レッスンや相談会のお申し込みは↓↓お問い合わせフォーム、
又はTEL&FAXにてお気軽にどうぞ♪
皆さまのご参加をお待ちしております
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by saranobori
| 2019-04-04 22:13
| うつわ